株式会社N-CREW

駆体現しリノベーションの魅力

お問い合わせはこちら

駆体現しリノベーションの魅力

駆体現しリノベーションの魅力

2024/10/16

近年、リノベーションが進む中で注目を集めているのが『駆体現しリノベーション』です。マンションリノベーションなどで、クロスなどの内装材をはがして、コンクリートをそのまま見せる手法をです。躯体というのは、建物をつくる構造そのもののことです。本来は隠れているコンクリート肌の味わいがカッコよく、空間にアクセントをつけることもできます。

目次

    駆体現しリノベーションとは何か?

    近年、リノベーションの方法として注目を集めている「駆体現しリノベーション」。これは既存の建物の構造体を顕在化させる手法であり、

    駆体現しリノベーションの利点

    躯体現しの一番大きなメリットであり特徴でもあるのが「オシャレさ」です。無骨なスタイルはオシャレなリノベ空間の代表例とも言えるでしょう。むき出しのコンクリートの質感や天井を這う配管が、ひと味違った居住空間を作り出します。また梁や柱、壁の一部を躯体現しにして質感や色味を前面に出すことで、独自のアクセントを加えることもできます。さらに、無機質なコンクリートは、木材や漆喰、タイル、レンガ、金属などさまざまな素材とも相性が良く、組み合わせることで独特のおしゃれな空間をつくることができます。また、天井が高くなり、広い空間が確保できるのも利点の一つです。RC造やSRC造のマンションは、多くの場合「二重天井」を採用しているため、仕上げ材を取り払うことで天井スラブをむき出しにできるので、その分だけ空間が広がります。

    駆体現しリノベーションの具体例

    具体的な駆体現しリノベーションの例として、例えば古い倉庫をリノベーションしたカフェやオフィス空間があります。これらの施設では、むき出しのブロックや鉄骨がそのまま残され、スタイリッシュでありながらも温かみを兼ね備えた雰囲気が醸し出されています。他には、LDKの天井を躯体現しにすることで、配線やダクトなどが通っている空間の分が広がるので、圧迫感のない居心地の良いスペースを作り出すことができます。

    施工のポイントと注意点

    駆体現しリノベーションを成功させるための施工ポイントもあります。まず、事前の詳細な調査が不可欠です。構造についての専門知識を持つ技術者を交え、建物の強度や耐震性を確認する必要があります。

    また、ひび割れやジャンカなどが目立つ場合もあります。そうなると、デザイン性の高さを求めていた場合、期待外れに終わる可能性もあります。解体してみないと実際の汚れの程度が分からないというのは、躯体現しの1つのリスクとも言えます。一番のデメリットは、断熱性が低い事ではないでしょうか。コンクリート部分が露出する躯体現しは、より一層温度や湿度の変化の影響を受けやすくなります。またクロスがない点も、温度変化の影響が受けやすくなる一因になります。

    駆体現しリノベーションの可能性

    躯体を現しにすることで、インテリアとしての味わいだけでなく、空間にひろがりが生まれるのが分かっていただけたと思います。ただし、躯体はもともと見せるためにつくられたものではないため、そのまま使えるかどうかは「開けてみないと分からない」という一面もあります。もし、あまりよい状態でなければ、塗装を施すことで叶えたいイメージを実現することもできます。メリット・デメリットを踏まえた上で、『駆体現しリノベーション』もご検討ください。

    当店でご利用いただける電子決済のご案内

    下記よりお選びいただけます。